MoSCoW分析フレームワーク|顧客の要望・プロジェクト要件を整理
MoSCoW(モスカウ)は、要件や顧客要望を整理するときに使うフレームワークです。
みなさんは、上司やチーム、お客様といった仕事関係者とコミュニケーションをとる際に何に注意しますでしょうか。関係性を良くするために、いろんなことを考えると思います。
その中の重要な一つに「要望を理解する」というのがあげられるかと思います。ただ、相手に要望をたくさん出してもらったとしても全て実行できるとは限りません。チームで要望だけ出し合っても、それだけでは実行に移せません。
そのような場面でMoSCoWは活用されます。
MoSCoWとは、要望・要件を4段階に分けるフレームワークです。
・Must Have(必須):それなしでははじまない、欠かせない要件
・Shoud Have(あると良い):なくても致命的ではないが、あると良い要件
・Could Have(できれば):なくても良いが、あれば便利な機能要件
・Won’t Have(やらない):ほとんどの場合必要なく、コストをかけてまでやらない要件
それぞれの頭文字をとって、MoSCoWとなります。
必要な要件を漏らさないようにする、またコストをかけてまで実装するかを検討する
望む制作物を完成させる上で、もっとも重要なことはMustを漏らさないことです。できるかぎりプロジェクトの初期段階でこのMustを明らかにしておくと良いでしょう。
Must以外の要件を整理する上で重要な視点はコストです。予算が決まっているのであれば、予算内で実行できるものである必要があります。
実際のプロジェクトにおいてはMustと一部のShouldを実装段階でローンチし、残りのShouldとCouldの要件は運用フェーズで段階的に実装されるようなことが多いのではないでしょうか。Won’t Haveも「何をやらないか」を決めることでリソースの温存につながるため重要な領域です。